ダイエット中の食事時間と回数とは?

1日1快食ダイエットや1日の食事回数を多くする方法、朝は食べるべき、その逆にデトックスのために食べないようにするべきなど、ダイエットに関する食事方法にはいろいろあります。
現代は人ゲノム解析が進み、人によって遺伝子の変異があり、体質にもかなり個人差があることが分かってきました。厚生労働省が提示する「日本人の食事摂取基準」も万人に当てはまらず、同じ食事をしていても太る人や逆に痩せてしまう人がいます。もちろんライフステージにおいても若い頃と年齢を重ねた40代を過ぎた頃では、代謝やホルモン分泌の変化から、ダイエットの食事内容や必要量も変わってくることを念頭においておきましょう。1番大切なのは『ダイエット=痩せる』だけではなく、『ダイエット=健康で美しく1番パフォーマンスの良い状態を保てる』ということです。今では簡単に多項目の遺伝子検査をできるようになったので、興味のある方は一度肥満に関わる項目を入れた遺伝子検査を受けてみて、自分の体質を知ってみるのも良いでしょう。
まず、肥満の元となる中性脂肪の材料は米、小麦粉などの穀物、じゃがいもなどのいも類、砂糖などの糖質です。これらを過剰に摂取することは控えましょう。次に気を付けて欲しいのが食べる時間です。人には体内時計が備わっており、この遺伝子を「時計遺伝子」と呼んでいます。各臓器によって時間帯別に一番働きが強い時間と弱い時間が分かっており、肝臓であれば朝活発に働き、活動のピークを12時前後に迎え、その後は16時にかけて活動が休みに入ります。胃は山なりに14~15時をピークにして、19~21時ぐらいまで活動しています。
さらに膵臓は、胃と同じで活動のピークは15時です。朝はゆっくりのスタートとし、夜は肝臓と同じでお休みに入ります。そして他の臓器と少し違うのが腎臓です。腎臓は日中には比較的緩やかな働きですが、夕方以降に機能がアップしていき、19時以降の活動がとても活発になります。このように内臓にも活動時間があり、活動するリズムも時計遺伝子が関わっていると言われています。この活動時間に合わせた食事の摂り方を少し意識してみるようにしましょう。
ダイエットにおいて脂肪の合成に関わる糖質に絞って考えると、朝はフルーツや少量の穀物をとり、昼は普通量、夜にかけては量を控えるという食べ方が理想的です。比率でいうと糖質量を2:3:1にすると本来の体重に戻りやすいことが時計遺伝子からは言えます。このような食事をすることで、1日24時間周期で変動する生理現象「サーカディアンリズム(概日リズム)」が整い、人本来のホルモンバランスで健康的に過ごすことができます。ダイエットに良い一日の食事回数は、やはり基本は、規則正しく1日に3回の食事が正しいと言えます。そして先ほどご紹介した時計遺伝子に基づいた臓器別に適切な食事(栄養)をとることが望ましいでしょう。
例え生活のリズムが乱れてしまったとしても、一度早起きをして朝日をしっかりと目に取り込み、消化に優しい食事をとることで時計遺伝子はリセットされると言われています。身体を作るたんぱく質、良質な脂質(魚油、オリーブオイル、ココナッツオイル、ナッツ)、野菜からのビタミン・ミネラルをしっかり取って、糖質量をコントロールすることのほうが、食事回数よりも非常に重要なのです。
特に、夜遅い時間に糖質を摂ると膵臓からインスリンが分泌され、身体の体内時計とホルモンバランスが夜型にずれ込み、寝付きが悪くなったり、太りやすくなったりするので注意しましょう。自分の体重が増えない糖質量を知ることが、あなたにとっての理想の食事量になります。
ラヴォーグ 心斎橋